ノルウェーのバラエティ番組で発祥したという新ジャンルのフットボール、「バブルサッカー」をご存知だろうか。日本でも2014年の上陸以来、各訪問で大会やイベントが開催され、大きな盛り上がりを見せている。そのなかでも今、「ガールズバブル」なるものが注目を集めている。仲間との夏の思い出作りに、参加してみてはいかがだろうか。
Text and Photo by Yoshinobu HONDA
文=本田好伸
2014年の日本初上陸以来、巷で話題沸騰中のフットボール、「バブルサッカー」。そのなかでも女性限定の「ガールズバブル」なるものが盛り上がりを見せている。
6月28日に東京タワーメディアセンターSTUDIO EARTHで開催された「KFCクラッシャーズ プレゼンツ GIRL’S BUBBLE FESTIVAL VOL.1~かわいいはハジける~」は盛況のうちに幕を閉じ、第2回目となる「GIRL’S BUBBLE FESTIVAL VOL.2~かわいいはまたハジける♬~」が8月8日に開催される。
では「ガールズバブル」の何がすごいのか。一つはその「衣装」にある。大会には「ガールズバブルドレッサー賞」が設けられ、思い思いのコスチュームに身を包んだチーム、参加者がピッチに立つ。第1回大会は特別協賛のケンタッキーフライドチキン(KFC)から発売された新商品「Krushers(クラッシャーズ)」のアサイー&ベリーミックスにちなんで、ピンクやパープルがテーマカラーであり、第2回大会はオレンジとイエローがテーマカラーとなる。タイツやスカートのワンポイントにあしらったり、上着や髪飾りでアレンジしてもOKだという。「コーディネートを楽しむ」ことは、女性のアイデンティティでもあり、さらに商品がプレゼントされる表彰があることで、気合が入ること間違いなしだ。
もう一つは、「ハッピーな空気感」。大会をプロデュースする専属DJニャロめんによるポップでチューンな音楽は、大会の雰囲気を盛り上げる。出来上がった空気感はまさに非日常の一幕であり、“男子禁制”ということも手伝って、大会はより開放的なものとなる。
参加者の約7割がフットサル自体が初めてというくらいに、うまい下手とかフットサルが好きとかではなく、純粋にその空間を仲間と楽しむことができるイベントなのだ。そう考えたときに、「バブルサッカー」はうってつけの存在。誰もが初心者であるためにフラットに楽しめ、感じたことのない刺激的な体験を味わえ、その興奮が仲間同士で連鎖していく。
参加者は10代後半から30代前半を中心に、学生や社会人チームなど多種多様。チーム参加だけではなく個人参加もOKということなので、ぜひこの夏、“非日常の空間”を体験してみてはいかがだろうか。
GIRL’S BUBBLE FESTIVAL VOL.2
~かわいいはまたハジける♬~
大会URL:http://girls.bubble-football.jp
日時: 2015年8月8日(土)
大会スケジュール:
いちごリーグ 12:00~15:00
バナナリーグ 16:30~19:30
決勝トーナメント 20:00〜21:00
参加費:ガール割(特別価格)2500円
開催場所:東京タワーメディアセンター STADIO EARTH
〒105-0011 東京都港区芝公園4-4-7 東京タワーメディアセンター内
http://starrise-tower.com
参加条件:18歳以上で150センチ以上の女性であればどなたでもOK
本田好伸(ほんだ・よしのぶ)
1984年10月31日生まれ、山梨県出身。 日本ジャーナリスト専門学校卒業後、編集プロダクション、フットサル専門誌を経て、2011年からフリーランスに転身。エディター兼ライター、カメラマンとしてフットサル、サッカーを中心に活動する。某先輩ライターから授かった“チャラ・ライター”の通り名を返上し、“書けるイクメン”を目指して日々誠実に精進を重ねる。著書に「30分で勝てるフットサルチームを作ってください」(ガイドワークス)