こんなところでこんなことを言うのはアレだが……、こいつら“バカ”なのか。命は惜しくないのか。
現れたのは、命知らずのフットボーラー。
ビデオカメラ片手に、何やらどこかに忍び込んでいるようだ。
ココは夜の校舎か、スタジアムか、それとも。
それに……あの牛のようなマークはなんだろう。
どうやらここは、とある闘技場のようだ。
そして彼らの目的はもちろん一つしかない。
牢の鍵を開けた瞬間……猛烈な勢いで襲い掛かってくる闘牛。
そう、彼らは赤いマントをボールに変えた、“フットボール・マタドール”だ。
ボールを巧みに操り、突進してくる闘牛をかわしていく。
しかも彼らの身体能力がハンパではない。アクロバティックなプレーで、闘牛をあざ笑っていく。
バカはバカでも、真の“フットボール・バカ”なのだろう。彼らは刺激を求めて球を蹴り続ける。
こんな最高にハラハラドキドキするゲームは、なかなか味わえるものではないのだから、と。